日本では旧暦の8月を「葉月(はづき)」と呼び、現在では新暦(太陽暦)8月の別名として使われています。「葉月」の由来は木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ちる月」が転じて「葉月」に転じたという説が有名です。今年8月の大屋町は、7月から猛暑がつづき水不足を囁かれる中、稲穂が育つ時期に恵みの雨(大雨・土砂災害警報発令)が降り、農家の方は安堵されたと思います。今回の大雨で被害を受けた地域もあるようですが、大屋町の圃場の稲穂は順調に育っており、全国的には豊作で米価も安定してほしいものです。 1.8月15日鬼岩の「かんのんさん供養」が執り行われました。毎年お盆、鬼岩近くで耕作をしている家の人が輪番で世話をし、祠の前で供養が行われています。近年は、高齢化に伴い供養も市道近くの「あずまや」で行うなど、伝統行事の継承に注力されています。 また8月23日中尾波「地蔵盆」が執り行われました。30数年前は、たくさんのお参りがあり、大変賑わったそうですが、最近はお参りをされる方も減り賑わいはありませんが、絶えることがないよう守り続けていくそうです。 2.8月11日恒例の「ふれあい農産物即売会」が、地域交流拠点施設「きずな」の前庭で開催されました。前々日からの雨、特に前日は土砂災害警報による高齢者避難指示が発令され、大屋まちづくりセンターに避難所が開設されました。しかし、その大雨にも関わらず当日の開催中(9時から10時)は薄日も差し(大屋町民の日頃の行いが良かった?)閉店時には完売しました。また「カフェきずな」も午前中臨時営業し盛況でした。 3.大屋町各戸の庭先で赤や白の「百日紅」が花を咲かせ夏本番を知らせているようですが、今年は猛暑が続き葉も少なく花付きも悪いようです 。また「あさがお」「ケイトウ」「マリーゴールド」等が庭先に彩りを添えています。 4.5月初旬に田植えが行われた圃場は緑の絨毯から黄金色に変わり、案山子もお出ましになりました。早い圃場では8月下旬に稲刈りが始まり9月下旬まで稲刈りで農家は忙しい日が続くようです。今年はまだまだ猛暑が続くようです。お体ご自愛下さい。