大屋町(島根県大田市)

令和7年5月の風景

5月の和名は「皐月(さつき)」です。皐月は稲作に関連する言葉とされ「皐」が「神にささげる稲」の意味を持ち、古来日本では神様に五穀豊穣を祈願する風習があり、特に5月は田植え行う神聖な月と考えられていました。そのため神に捧げる稲の月という意味で「皐月」となったといわれています(諸説あり)

今年は気候のせいか生育が遅く5月にはいって収穫の最盛期となりました。また平年の1.5倍の収穫で、大屋手づくり工房は収穫・加工作業でうれしい悲鳴を上げていました。来年のために残したタケノコは、若竹に変貌しています。
楓の可憐な小さな花が咲いていました。ミツバチ他が群がってにぎやかに羽音をたてていました。当然「もみじ」も同じように花を咲かせます(「もみじ」に花が咲くことを知っていましたか?)楓ともみじは同じ品種の植物です。日本では、比較的おおきな葉を持ち、葉の切れ込みが浅いものを「楓」、葉が小さめで手のひらのような形をしており、深い切れ込みがあるものを「もみじ」と呼びます。
「目に青葉 山ホトトギス 初鰹」江戸時代の俳人山口素堂の5月の情景をあらわした句ですが、大屋の山々は新緑の青葉で色鮮やかです、またホトトギスの声も聞こえてきます。 また上手にさえずるようになった鶯の「谷渡り」のさえずりも聞くことができます。但し鰹は鮮魚店から購入です。 鬼岩のツツジが満開でした。秋の彼岸花もお楽しみに!。
「カフェきずな」も元気に営業しています。5月は軽食の提供日が6回もあり、スタッフの方はメニューつくりに頭を悩ませておられましたが、お客さんの「おいしかったよ!」の一言で苦労が吹っ飛ぶそうです。来店された折には「おいしかったよ」の一言をかけてあげてください。

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大屋町は,島根県大田市の世界遺産『石見銀山』に隣接する
人口300人高齢化率60%の小さな中山間地の町で
『高齢者にも優しいまちづくり』を実践しております。
若人・シニアのU-Iターン大歓迎です。

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大屋町は大田市市街地の西部に位置し、令和2年6月に日本遺産『石見の火山が伝える悠久歴史』の構成文化材として認定された 『鬼岩』(島根県天然記念物)があり、明治初期の結成以来、約160年の歴史を持つ石見神楽団『大屋神楽社中』が活動の拠点を置いています。
 また、昭和時代から放映の続くテレビ漫画『サザエさん』の主題歌を作詞した作詞家 林 春生氏が、幼少期から青春期を過ごし、全国でも珍しい『鬼』がついた地名『鬼村』がある、のどかな山間の集落です。









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